綾部と合氣道

2020年は 植芝塾開設100周年でした


合氣道碑(JR綾部駅南)



綾部と合氣道

 合氣道創始者 植芝盛平翁(一八八三年~一九六九年)

 植芝盛平翁は大正九年、本格的な武道の修行を目指し、一家をあげて綾部に移住、本宮山の麓に「植芝塾」を開きました。綾部での翁の修行は七年に及び、この間大本教祖出口王仁三郎師の精神的指導を受け、それが後の合氣道創始に多大な影響をおよぼしました。綾部が合気道発祥の地といわれる所以であります。後の二代合気道道主植芝吉祥丸師もその頃この地で誕生されました。その後翁は東京に進出、合気道の全国展開にむけてその基礎を築きました。因みに、現在、合気道は世界八十五ヶ国、百五十万人の人々に愛好されています。

 私たち綾部市民は、植芝盛平翁の偉業と功績を称えるとともに、合気道を産み出した綾部の土壌に誇りを持ち

 植芝守央師ご臨席のもと、ここに合気道碑を建立するものです。

 平成十四年十一月吉日

      植芝盛平翁顕彰会建立

 


天王平と呼ばれる丘の上に植芝盛平翁のお墓があります。

秋が深まる紅葉の季節、毎年、植芝守央道主は綾部を訪ねられてお参りをされています。

▲2019年11月20日撮影